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機材部門 アンカーメンテナンス
極寒から酷暑までの温度差や降雨、地震や凍上の過酷な自然条件の下でアンカーは頭部の1点で地盤力を支えています。
アンカー緊張力の測定は地山の変動を伝えてくれることから法面危険予知情報として有効です。
新規発注工事⇒アンカー工事発注時点でのメンテナンスの計画立案
- *施工完了後1〜2年の間の再緊張の実施
- ⇒設計荷重、施工時の定着荷重との比較
- *リフトオフの可能な緊張材の突出し量を確保した頭部構造
- ⇒再緊張に必要な突出し量は5cm以上
- *ダミーワイヤを活用し錆びの進行状況を確認
- ⇒防錆環境下にアンカー頭部は施工されているか
- *アンカー緊張力測定は地盤の変状データーの伝達
- ⇒危険予知データーとしてのアンカー情報の提供
アンカー損傷の実体調査 |
地盤・構造物変状の有無 湧水状況、酸性土質、コンクリート中性化の進行状況 打撃音 ⇒ 調査するアンカーを決定する |
アンカー頭部の目視調査 |
くさびの引き込み量からの導入力推定 頭部の錆び具合、くさび交換の必要性 アンカー軸力の伝達構造 |
リフトオフの実施 (再緊張システム) |
PCストランドの突き出し量が6cm以上あるか アンカーヘッドを掴めるか アンカープレートにタップはたてられるか。 |
頭部の復旧 | アンカー頭部の再生 荷重の再導入 防錆処理の実施。キャッピング |
PC鋼より線の突出し量が6cm以上ある ⇒ 再緊張システム
- [リフトオフ手順 詳細図]
- [施工事例]
PC鋼より線の突出し量が6cm未満しかない ⇒ アンカーヘッドをつかむ
- [リフトオフ手順 詳細図]
- [施工事例]