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トップ > 機材部門・グラウト逸走防止パッカー

機材部門 グラウト逸走防止パッカー

フリクションパッカー
フリクションパッカー各部名称
■ 特徴

● アンカー体部を覆い、アンカー体周面の岩盤へグラウトを漏出させた後加圧注入に移行、グラウト逸走を防ぎます。
● 強度・耐食性・耐薬品性に優れ、摩擦や摩耗に強いポリプロピレン繊維を使用しています。
● 特殊編みのパイル糸がグラウトの漏出とともにグランドの編目から押出され、目詰まりが発生、圧力注入が可能です。

フリクションパッカー仕様/種類
■ 施工ポイント
限定注入 確実な定着 容易な施工管理 幅広い用途
引き抜き試験/脱水効果/耐熱性
■ フリクションパッカー・データ
定着重長期測定

ノンリークパッカー
ノンリークパッカー
■ 特徴

● ノンリークパッカーはポーラスな地層や亀裂の多い崖錐層がアンカーの自由長となる場合、グラウトの逸走を防止し、確実な自由長部を造成します。
● 縦糸と横糸(リング状)で織られた細かな織目は、グラウトを漏出させることなく確実な加圧注入が可能です。
● 繊維の伸びが少なく、長い自由長部にグラウトを確実に立ち上げ充填します。
● グラウトを漏らさないことから国立公園等の環境対策が必要な工事に対応できます。

ノンリークパッカー ノンリークパッカー仕様/種類

フリクションチューブ
ノンリークパッカー
■ 特徴

● 生地の伸び率を上げ、最大膨らみ径を大きくしました。削孔径のばらつきへの追随性が向上します。
● パイル糸に混紡した天然繊維の微細糸がグランド(生地)の編目を塞ぐことから圧力注入作業が向上しました。
● 天然繊維は強度が低いことから、115削孔以上及び長尺のテンドンには不向きです。

限定注入/確実な定着/容易な施工管理
取付手順マニュアル
■ パッカー止水部作業図
取付完了図
1. パッカーをアンカー体長部に挿入し、パッカーを固定する前に長さの確認をします。
1. パッカーをアンカー体長部に挿入し、パッカーを固定する前に長さの確認をします。
2. 注入・確認ホースの切断と固定。(テーピング固定)
2. 注入・確認ホースの切断と固定。(テーピング固定)

3. パテをパッカー固定部に盛り付けます。中心の盛り上げたパテ部分は、パッカーの付着用となります。
3. パテをパッカー固定部に盛り付けます。中心の盛り上げたパテ部分は、パッカーの付着用となります。
4. パッカーを被せ、まんべんなくパテを付着させ絞り込み、幅広ビニールテープを巻きます
4. パッカーを被せ、まんべんなくパテを付着させ絞り込み、幅広ビニールテープを巻きます。
5. 幅広ビニールテープの上を結束バンドで締め付け、もう一度幅広ビニールテープを巻き養生します。
5. 幅広ビニールテープの上を結束バンドで締め付け、もう一度幅広ビニールテープを巻き養生します。
1. 中間止水部同様、パッカー付着用パテを盛り込み、先端部を選定します。
1. 中間止水部同様、パッカー付着用パテを盛り込み、先端部を選定します。
2. パッカーを被せパテを付着させながら絞り込んでいきます。
2. パッカーを被せパテを付着させながら絞り込んでいきます。
3. 絞り込んだら幅広ビニールテープを巻きます。
3. 絞り込んだら幅広ビニールテープを巻きます。
4. 幅広ビニールテープの上を結束バンドで締め付け、もう一度幅広ビニールテープを巻き養生します。
4. 幅広ビニールテープの上を結束バンドで締め付け、もう一度幅広ビニールテープを巻き養生します。
5. パテを盛り付け先端キャップを固定します。※キャップ内のパテの接着面を、ヤスリでザラつかせると、キャップへの固定が確実になります。
5. パテを盛り付け先端キャップを固定します。※キャップ内のパテの接着面を、ヤスリでザラつかせると、キャップへの固定が確実になります。
6. キャップを押し込んで完成。※水硬パテが硬化するには、6〜8時間を要します、その間アンカー体は動かせません。
6. キャップを押し込んで完成。※水硬パテが硬化するには、6〜8時間を要します、その間アンカー体は動かせません。